幼少期からブライダルドレスを愛していたデザイナーのサラでしたが、いざ自身の結婚式に際し、「洗練されていて伝統的、透明感があってエレガント」という彼女の求める理想のドレスが世の中にないと知り、絶望的な気分になりました。そこで、自分でドレスをデザインすることにしたのです。大学でグラフィックデザインを学んでいた彼女にとって、それはさほど難しいことではありませんでした。その後、NY近郊に移り住むことになったサラは、“運命の1着”を探す花嫁達と直接やり取りを始め、クチュール職人の手による最高級ドレスブランドをスタートさせます。ロマンチックでフェミニン、タイムレスなサラのドレスは瞬く間に世界中に広まり、多くの花嫁達から支持されています。

Sareh Nouri

1979年イラン生まれ。
大学卒業後は、グラフィックデザイナーとして活躍。自身の結婚式を機に、ウエディングドレスのデザインを始める。クチュール職人の手による最高級ドレスブランドとして、多くの花嫁の人気を集めている。